“大昔”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おおむかし72.2%
おほむかし27.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実を言うと、僕が最初にして最後の恋をしたのは、六つの頃で、相手は自分の乳母ばあやでしたが、——なにぶんこれは大昔おおむかしのことです。
はつ恋 (新字新仮名) / イワン・ツルゲーネフ(著)
むかしむかし大昔おおむかしいまから二千ねんまえのこと、一人ひとり金持かねもちがあって、うつくしい、気立きだてい、おかみさんをってました。
大昔おほむかしうたには、このうたかぎらず、歴史れきしではつたへてゐても、つくつたひとべつであり、時代じだいちがつてゐるとねばならないものが、だん/\あるのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
またあのヨーロッパの舊石器時代きゆうせつきじだい大昔おほむかしのように、洞穴ほらあないたすばらしい動物どうぶつなどはまったくなく、たゞ銅鐸どうたくうへあらはしてある簡單かんたん子供こどもいたような
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)