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鰌髭
ふりがな文庫
“鰌髭”の読み方と例文
読み方
割合
どじょうひげ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
どじょうひげ
(逆引き)
官吏らしい
鰌髭
(
どじょうひげ
)
の紳士が
庇髪
(
ひさしがみ
)
の若い細君を
伴
(
つ
)
れて、
神楽坂
(
かぐらざか
)
に散歩に出懸けるのにも幾組か
邂逅
(
でっくわ
)
した。
蒲団
(新字新仮名)
/
田山花袋
(著)
と一人
極
(
ぎ
)
めにして、その上に、
新妻
(
にいづま
)
を後妻になれ、後妻にする、後妻の気でおれ、といけ
洒亜々々
(
しゃあしゃあ
)
として、髪を光らしながら、
鰌髭
(
どじょうひげ
)
の生えた口で言うのは何事でしょうね。
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
鰌髭
(
どじょうひげ
)
をはやし、不潔な陋屋の臭いが肉体にしみこんでいる。垢に汚れた老人だ。通訳が、何か、朝鮮語で云って、手を動かした。腰掛に坐れと云っていることが傍にいる彼に分った。
穴
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
鰌髭(どじょうひげ)の例文をもっと
(4作品)
見る
鰌
漢検1級
部首:⿂
20画
髭
漢検準1級
部首:⾽
15画
“鰌”で始まる語句
鰌
鰌汁
鰌屋
鰌掴
鰌桶
鰌取
鰌掬
鰌突
鰌髯
鰌魚
“鰌髭”のふりがなが多い著者
黒島伝治
小酒井不木
田山花袋
泉鏡花