“鰌汁”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
どじょうじる60.0%
どぜうじる20.0%
どぢやうじる20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
此家こゝへ来ると三日も勤まりやせんで、ハア誠にどうも何もごぜえやせん、玉子焼に鰌汁どじょうじる生節豆腐なまりどうふでハア
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「驚いたね、どうも。あつしはまた、自分の身に引き比べて、親分もさぞ退屈だらうと、今夜の鰌汁どぜうじるを喰ひ損ねるのを覺悟で、此處まで飛んで來ましたが」
はまなべ、あをやぎの時節じせつでなし、鰌汁どぢやうじる可恐おそろしい、せい/″\門前もんぜんあたりの蕎麥屋そばやか、境内けいだい團子屋だんごやで、雜煮ざふにのぬきでびんごと正宗まさむねかんであらう。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)