鰌汁どじょうじる)” の例文
此家こゝへ来ると三日も勤まりやせんで、ハア誠にどうも何もごぜえやせん、玉子焼に鰌汁どじょうじる生節豆腐なまりどうふでハア
塩原多助一代記 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
謙作は鰌汁どじょうじるの荷をおろしている老人にいた。
港の妖婦 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
女「左様そうでがんす、何もえでがんすけれども、玉子焼に鰌汁どじょうじるに、それに蒸松魚なまり餡掛あんかけが出来やす」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)