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『ちゃん』
ふりがな文庫
『
ちゃん
(
)
』
その長屋の人たちは、毎月の十四日と晦日の晩に、きまって重さんのいさましいくだを聞くことができた。 云うまでもないだろうが、十四日と晦日は勘定日で、職人たちが賃銀を貰う日であり、またかれらの家族たちが賃銀を貰って来るあるじを待っている日でもあ …
著者
山本周五郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「週刊朝日別冊陽春特別読物号」朝日新聞社、1958(昭和33)年2月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約46分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間16分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
父
(
ちゃん
)
端
(
はな
)
鰌
(
うなぎ
)
分
(
ぶ
)
溜
(
た
)
芳
(
よし
)
空
(
から
)
甲斐
(
かい
)
痩
(
や
)
盃
(
さかずき
)
甘煮
(
うまに
)
稼
(
かせ
)
牛耳
(
ぎゅうじ
)
燗
(
かん
)
箪笥
(
たんす
)
箸
(
はし
)
股引
(
ももひき
)
肴
(
さかな
)
膝
(
ひざ
)
膳
(
ぜん
)
芋粥
(
いもがゆ
)
蒼
(
あお
)
釜
(
かま
)
鼠
(
ねずみ
)
鯊
(
はぜ
)
駕籠
(
かご
)
顎
(
あご
)
頬冠
(
ほおかむ
)
鐚
(
びた
)
鏡架
(
かがみかけ
)
鍋
(
なべ
)
銅壺
(
どうこ
)
蒔絵
(
まきえ
)
醒
(
さ
)
遮
(
さえぎ
)
躯
(
からだ
)
贔屓
(
ひいき
)
賑
(
にぎ
)
訊
(
き
)
蝶
(
ちょう
)
湯槽
(
ゆぶね
)
剥
(
は
)
夕餉
(
ゆうげ
)
土瓶
(
どびん
)
嗚咽
(
おえつ
)
喉
(
のど
)
咎
(
とが
)
呷
(
あお
)
叺
(
かます
)
卯年
(
うどし
)
半醒
(
はんせい
)
妾
(
めかけ
)
凍
(
い
)
儲
(
もう
)
位牌
(
いはい
)
佃煮
(
つくだに
)
伴
(
つ
)
伜
(
せがれ
)
仔細
(
しさい
)
仇
(
あだ
)
五桐
(
ごとう
)
拳
(
こぶし
)
淡路
(
あわじ
)
河岸
(
かし
)
水瓶
(
みずがめ
)
柄杓
(
ひしゃく
)
暖簾
(
のれん
)
晦日
(
みそか
)
昏
(
く
)
揃
(
そろ
)
掻巻
(
かいまき
)
亀吉
(
かめきち
)
戎
(
えびす
)
憐
(
あわ
)
慈姑
(
くわい
)
惹
(
ひ
)
庖丁
(
ほうちょう
)
小態
(
こてい
)
寝衣
(
ねまき
)
宿酔
(
ふつかよい
)