“鏡架”の読み方と例文
読み方割合
かがみかけ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
奥の六帖には長火鉢、箪笥たんす、茶箪笥、衣桁いこう鏡架かがみかけなどが並んでい、板の間には仕事道具が揃えてあった。
さぶ (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
初めから古物で買って、そのまま十五年以上も使っている箪笥たんすねずみいらず、長火鉢や鏡架かがみかけに並んで、ふたの欠けた長持があり、その上に、女房のお直と娘のおつぎのする、内職の道具がのせてある。
ちゃん (新字新仮名) / 山本周五郎(著)