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鐚
ふりがな文庫
“鐚”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
びた
98.1%
わるび
1.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
びた
(逆引き)
……そもそもの初日から僕は、せっかく考えていた勤労生活とか葡萄畑とかいうことは、
鐚
(
びた
)
一文の値打もないことを了解したのだ。
決闘
(新字新仮名)
/
アントン・チェーホフ
(著)
競争に負けたジャップには
鐚
(
びた
)
一文だって有りゃしないんだろう。——テーブルに向って腰かけたメリケン兵の眼には彼への軽蔑があった。
氷河
(新字新仮名)
/
黒島伝治
(著)
鐚(びた)の例文をもっと
(50作品+)
見る
わるび
(逆引き)
彼女は
鐚
(
わるび
)
れた様子もなく、ジッと眼をつぶっていた。花びらが落ちたような小さなふっくらとした
朱唇
(
しゅしん
)
が、ビクビクと
痙攣
(
けいれん
)
した。
棺桶の花嫁
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
鐚(わるび)の例文をもっと
(1作品)
見る
鐚
漢検1級
部首:⾦
20画
“鐚”を含む語句
鐚銭
鐚一文
鐚錢
鐚助
鐚一銭
鐚儀
鐚公
鐚文
“鐚”のふりがなが多い著者
加能作次郎
中里介山
下村千秋
ニコライ・ゴーゴリ
葉山嘉樹
ロマン・ロラン
黒島伝治
作者不詳
牧逸馬
徳田秋声