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悪阻
ふりがな文庫
“悪阻”のいろいろな読み方と例文
旧字:
惡阻
読み方
割合
つわり
95.0%
つはり
5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つわり
(逆引き)
彼女は
悪阻
(
つわり
)
で死んだ健三の兄の細君の事を思い出した。そうして自分が長女を生む時に同じ病で苦しんだ昔と照し合せて見たりした。
道草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その新女御を院が御
寵愛
(
ちょうあい
)
あそばすことは月日とともに深くなった。七月からは妊娠をした。
悪阻
(
つわり
)
に悩んでいる新女御の姿もまた美しい。
源氏物語:46 竹河
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
悪阻(つわり)の例文をもっと
(19作品)
見る
つはり
(逆引き)
エリスは二三日前の夜、舞台にて卒倒しつとて、人に
扶
(
たす
)
けられて帰り来しが、それより心地あしとて休み、もの食ふごとに吐くを、
悪阻
(
つはり
)
といふものならんと始めて心づきしは母なりき。
舞姫
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
悪阻(つはり)の例文をもっと
(1作品)
見る
“悪阻(つわり)”の解説
つわり(漢字の当て字は「悪阻」(おそ、と読む))とは主に妊娠初期に起こる吐き気と嘔吐のこと。
(出典:Wikipedia)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
阻
常用漢字
中学
部首:⾩
8画
“悪”で始まる語句
悪
悪戯
悪口
悪寒
悪魔
悪辣
悪漢
悪罵
悪戯者
悪業
“悪阻”のふりがなが多い著者
外村繁
紫式部
小山清
大倉燁子
黒島伝治
徳田秋声
谷崎潤一郎
有島武郎
北原白秋
森鴎外