“遊船”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ゆうせん40.0%
いうせん20.0%
よつと20.0%
ヨット20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一せきの遊船ゆうせん堀割ほりわりの中に止まっていた。その小舟こぶねっている二ひきの馬は、向こう岸に休んでいた。それはきみょうな小舟であった。わたしはまだこんなふうな船を見たことはなかった。
かの大川おほかは遊船いうせん
一握の砂 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)
暴風雨あらしなか遊船よつと一艘いつさう
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
目下大西洋並びに沿岸航路でこれを使用している灯台船が五十六艘、汽船が二百十艘ある。英皇およびドイツ皇帝の遊船ヨットにもこの装置を備えてあるそうだ。
話の種 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)