“ゆうせん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
郵船50.0%
遊船25.0%
湧泉12.5%
遊仙12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨夕さくゆう横濱よこはま入港にふかうせし英國エイこくぼう郵船ゆうせんは四五にちぜん夜半やはんきたボル子ヲたう附近ふきんにて日本につぽん國旗こくきかゝげし一だい帆走船ほまへせんみとめしよしにて、そのふね形状等けいじようとうあだか大佐たいさ帆走船ほまへせん似寄によりたるところあれば
海には遊船ゆうせんはもとより、何の舟も見渡す限り見えないようになっていました。吉はぐいぐいと漕いで行く。余りおそくまでやっていたから、まずいしおになって来た。それを江戸の方に向って漕いで行く。
幻談 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
四坪の凹地おうちに浅い湧泉ゆうせんたたえ、その底から青みがかった灰色の火山岩の分解物からなる泥土でいどを一分間に数回ずつ噴出し、そこここに所謂いわゆる泥火山を円錐形に作り上げ、それが流れて裾野となる有様ありさま
雲仙岳 (新字新仮名) / 菊池幽芳(著)
けだし天女ここに嘆き、清躯せいく鶴のごとき黄巾こうきんの道士がきたって、ひそかにたんを練り金を練る、その深妙境しんみょうきょうをしてここに夢み、あるい遊仙ゆうせんおかと名づけられたものであろう。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)