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雛段
ふりがな文庫
“雛段”の読み方と例文
読み方
割合
ひなだん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ひなだん
(逆引き)
何しろ、久し振りで
此方
(
こちら
)
の師匠が
雛段
(
ひなだん
)
へ据ったのが、あれが、こうっと——四日前の大
浚
(
さら
)
えでげしたから、未だ耳の底に残っていやすよ。
助五郎余罪
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
この舞台の正面——桜の山の書割りを背にいたしまして、もえ立ったような、紅い
毛氈
(
もうせん
)
を敷きつめた、
雛段
(
ひなだん
)
がございます。
京鹿子娘道成寺
(新字新仮名)
/
酒井嘉七
(著)
さうして二十
年
(
ねん
)
も
昔
(
むかし
)
に
父母
(
ふぼ
)
が、
死
(
し
)
んだ
妹
(
いもと
)
の
爲
(
ため
)
に
飾
(
かざ
)
つた、
赤
(
あか
)
い
雛段
(
ひなだん
)
と
五人囃
(
ごにんばやし
)
と、
模樣
(
もやう
)
の
美
(
うつ
)
くしい
干菓子
(
ひぐわし
)
と、それから
甘
(
あま
)
い
樣
(
やう
)
で
辛
(
から
)
い
白酒
(
しろざけ
)
を
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
雛段(ひなだん)の例文をもっと
(13作品)
見る
“雛段”の意味
《名詞》
「雛壇」を参照。
(出典:Wiktionary)
雛
漢検準1級
部首:⾫
18画
段
常用漢字
小6
部首:⽎
9画
“雛”で始まる語句
雛
雛妓
雛鳥
雛形
雛罌粟
雛壇
雛鶏
雛様
雛菊
雛芥子
“雛段”のふりがなが多い著者
小金井喜美子
酒井嘉七
牧逸馬
夏目漱石
長谷川時雨
山本周五郎
岡本綺堂
太宰治
野村胡堂