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ひなだん
ふりがな文庫
“ひなだん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
雛壇
55.2%
雛段
44.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
雛壇
(逆引き)
店
一杯
(
いっぱい
)
に
雛壇
(
ひなだん
)
のやうな台を置いて、
最
(
いと
)
ど薄暗いのに、
三方
(
さんぽう
)
を
黒布
(
くろぬの
)
で
張廻
(
はりまわ
)
した、壇の
附元
(
つけもと
)
に、
流星
(
ながれぼし
)
の
髑髏
(
しゃれこうべ
)
、
乾
(
ひから
)
びた
蛾
(
ひとりむし
)
に似たものを、点々並べたのは
的
(
まと
)
である。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
何を訊いても
埒
(
らち
)
があかず、唯今朝は自分で
雛壇
(
ひなだん
)
を疊んで雛の道具を土藏へ運ぶ筈だつたが、氣分が惡かつたので止してしまつて、下女のお文に頼んだところ
銭形平次捕物控:132 雛の別れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
ひなだん(雛壇)の例文をもっと
(16作品)
見る
雛段
(逆引き)
さうして二十
年
(
ねん
)
も
昔
(
むかし
)
に
父母
(
ふぼ
)
が、
死
(
し
)
んだ
妹
(
いもと
)
の
爲
(
ため
)
に
飾
(
かざ
)
つた、
赤
(
あか
)
い
雛段
(
ひなだん
)
と
五人囃
(
ごにんばやし
)
と、
模樣
(
もやう
)
の
美
(
うつ
)
くしい
干菓子
(
ひぐわし
)
と、それから
甘
(
あま
)
い
樣
(
やう
)
で
辛
(
から
)
い
白酒
(
しろざけ
)
を
思
(
おも
)
ひ
出
(
だ
)
した。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
雛段
(
ひなだん
)
をくつがえす勇気がないのか。君たちにとって、おいしくもないものは、きっぱり拒否してもいいのではあるまいか。変らなければならないのだ。
如是我聞
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
ひなだん(雛段)の例文をもっと
(13作品)
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