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雛妓
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ふりがな文庫
“
雛妓
(
こども
)” の例文
雛妓
(
こども
)
たちが、やっと、相顧みてささやき合うたのも無理のないところでしたが、その死人が、やがてまた口を
利
(
き
)
き出しました
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
地味な気性でも若い芸妓である、
雛妓
(
こども
)
のうちから顔
馴染
(
なじみ
)
の多い土地で
住居
(
うち
)
をもったから、訪ねてくるものもある。
旧聞日本橋:13 お墓のすげかえ
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
親類交際で身請を為てしまったからッて、何も
是
(
これ
)
ッ
切
(
きり
)
お前の処へ来ないという訳でも無く盆暮には
屹度
(
きっと
)
顔を出させるようにします、
差支
(
さしつかえ
)
は有りますまいが、また
斯
(
こ
)
ういう
雛妓
(
こども
)
を抱え
度
(
た
)
いとか
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と廊下から
雛妓
(
こども
)
の声。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
村正氏を先に立てて、一隊十余人の
雛妓
(
こども
)
は、有無なくこの一間に進入して、そうして、これから遊ぼうという、全く遊びたくない気分で遊ばなければならない。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
この村正が、角屋の新座敷へ、今日は多くの
雛妓
(
こども
)
(すなわち舞子)を集めました。
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“雛妓”の意味
《名詞》
まだ一人前でない芸妓。
(出典:Wiktionary)
雛
漢検準1級
部首:⾫
18画
妓
漢検準1級
部首:⼥
7画
“雛”で始まる語句
雛
雛鳥
雛形
雛罌粟
雛壇
雛鶏
雛様
雛段
雛菊
雛芥子