雛妓こども)” の例文
雛妓こどもたちが、やっと、相顧みてささやき合うたのも無理のないところでしたが、その死人が、やがてまた口をき出しました
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
地味な気性でも若い芸妓である、雛妓こどものうちから顔馴染なじみの多い土地で住居うちをもったから、訪ねてくるものもある。
親類交際で身請を為てしまったからッて、何もこれきりお前の処へ来ないという訳でも無く盆暮には屹度きっと顔を出させるようにします、差支さしつかえは有りますまいが、またういう雛妓こどもを抱えいとか
松と藤芸妓の替紋 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
と廊下から雛妓こどもの声。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
村正氏を先に立てて、一隊十余人の雛妓こどもは、有無なくこの一間に進入して、そうして、これから遊ぼうという、全く遊びたくない気分で遊ばなければならない。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
この村正が、角屋の新座敷へ、今日は多くの雛妓こども(すなわち舞子)を集めました。
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)