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汐風
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しほかぜ
ふりがな文庫
“
汐風
(
しほかぜ
)” の例文
汐風
(
しほかぜ
)
兩
(
りやう
)
の
頬
(
ほ
)
を吹きて、呼吸漸く
鎭
(
しづ
)
まり、彼方の岸に登りしときは、心も頗るおちゐたり。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
我は
自
(
みづか
)
ら面の
灼
(
や
)
くが如く目の血走りたるを覺えて、
巾
(
きれ
)
を
鹹水
(
しほみづ
)
に
漬
(
ひた
)
して額の上に加へ、又水を
渡
(
わた
)
り來る
汐風
(
しほかぜ
)
の
些
(
すこ
)
しをも失はじと、衣の
鈕
(
ボタン
)
を
鬆開
(
しようかい
)
せり。されど到る處皆火なるを
奈何
(
いかに
)
せん。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
汐
漢検準1級
部首:⽔
6画
風
常用漢字
小2
部首:⾵
9画
“汐”で始まる語句
汐
汐留
汐時
汐干
汐干狩
汐汲
汐入
汐路
汐鳴
汐水