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涌然
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ようぜん
ふりがな文庫
“
涌然
(
ようぜん
)” の例文
そぞろその歌の主がなつかしくなって来て、ひとめそのお姿を拝見したいという慾望が
涌然
(
ようぜん
)
と起って来た。
惜別
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
だが、また、その声を聞くと、普通のいのちの附根を哀れに絞り千切られたあと、別のいのちが、附根から芽生え出して来たものが
忿懣
(
ふんまん
)
やら
慈
(
いつく
)
しみの心やらを伴って
涌然
(
ようぜん
)
と沸き立つのを覚えた。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
“涌然”の意味
《名詞》
水などが涌出すること。
声が沸き起こること。
(出典:Wiktionary)
涌
漢検準1級
部首:⽔
10画
然
常用漢字
小4
部首:⽕
12画
“涌”で始まる語句
涌
涌谷
涌出
涌湯
涌井
涌來
涌立
涌蓮
涌起
涌泉堂