“涌井”の読み方と例文
読み方割合
わくい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「それでは、涌井わくい君、君にこの事件の鑑定をしてもらうことにしよう」と、言い放って、再び雑誌の方を向いてしまわれた。
闘争 (新字新仮名) / 小酒井不木(著)
歌集『涌井わくい』は動乱のさなかに作られた歌の集である。戦争の最後の年、空襲がようやく激甚げきじんとなってくるころに、先生は、病を押して災禍を信州に避けられた。
歌集『涌井』を読む (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)