“刑部”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぎょうぶ69.2%
おさかべ23.1%
けいぶ7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そして亘理わたり郡亘理の館主たてぬしで、故政宗の第九子に当る安房宗実あわむねざねの二男、刑部ぎょうぶ宗定がよろしかろう、という案を出して来た。
刑部おさかべ老人と千賀子殿とは、まさか野馬には乗れまいな。またお前達二人などは、急いで駈けつける必要はない。後からゆっくり来られるがよい」
生死卍巴 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
初め刑部けいぶに至るまで丸ッきり手掛が無い様に思って居るけれど未だ目がきかぬと云う者だ己は一ツ非常な証拠者しょうこものを見出して人しれず取ておいた(大)エ
無惨 (新字新仮名) / 黒岩涙香(著)