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湧上
ふりがな文庫
“湧上”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わきあが
92.9%
わきのぼ
7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わきあが
(逆引き)
この、もの
淑
(
しずか
)
なお澄が、
慌
(
あわただ
)
しく言葉を投げて立った、と思うと、どかどかどかと
階子段
(
はしごだん
)
を踏立てて、かかる夜陰を
憚
(
はばか
)
らぬ、音が
静寂間
(
しじま
)
に
湧上
(
わきあが
)
った。
鷭狩
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
琴の糸の
奏
(
かな
)
で出すあやは、彼女の空想を一ぱいにふくらませ、どの芽から摘んでいいかわからない想いが
湧上
(
わきあが
)
るのだ。
田沢稲船
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
湧上(わきあが)の例文をもっと
(13作品)
見る
わきのぼ
(逆引き)
あるじが落着いて
静
(
しずか
)
にいうのを、お民は激しく聞くのであろう、潔白なるその
顔
(
かんばせ
)
に、
湧上
(
わきのぼ
)
るごとき
血汐
(
ちしお
)
の色。
女客
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
湧上(わきのぼ)の例文をもっと
(1作品)
見る
湧
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“湧”で始まる語句
湧
湧出
湧起
湧立
湧然
湧水
湧返
湧井
湧井郷
湧金門
“湧上”のふりがなが多い著者
泉鏡花
長谷川時雨
泉鏡太郎
幸田露伴
島崎藤村
江戸川乱歩