“わきのぼ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
沸騰50.0%
湧上50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
頭脳のうち沸騰わきのぼる血はその欲するままに注ぐところを求めて、心も狂へと乱螫みだれさすなり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
あるじが落着いてしずかにいうのを、お民は激しく聞くのであろう、潔白なるそのかんばせに、湧上わきのぼるごとき血汐ちしおの色。
女客 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)