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湧起
ふりがな文庫
“湧起”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
わきおこ
90.9%
ゆうき
9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わきおこ
(逆引き)
いよいよ
湧起
(
わきおこ
)
る妄想の
遣瀬
(
やるせ
)
なさに、君江は軽く
瞼
(
まぶた
)
を閉じ、われとわが胸を腕の力かぎり抱きしめながら深い息をついて身もだえした。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ついに非望の
遂
(
と
)
げられないことを
悟
(
さと
)
った紀昌の心に、成功したならば決して生じなかったに
違
(
ちが
)
いない道義的
慚愧
(
ざんき
)
の念が、この時
忽焉
(
こつえん
)
として
湧起
(
わきおこ
)
った。
名人伝
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
湧起(わきおこ)の例文をもっと
(10作品)
見る
ゆうき
(逆引き)
自分には如何なる外国の傑作品をも
聯想
(
れんそう
)
せしめない、全く特種の美しい空想を
湧起
(
ゆうき
)
せしめた事を記憶している。
霊廟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
湧起(ゆうき)の例文をもっと
(1作品)
見る
湧
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
起
常用漢字
小3
部首:⾛
10画
“湧”で始まる語句
湧
湧出
湧上
湧立
湧然
湧水
湧返
湧井
湧井郷
湧金門
“湧起”のふりがなが多い著者
相馬泰三
永井荷風
中島敦
江戸川乱歩
夢野久作
田中貢太郎