トップ
>
洶湧
ふりがな文庫
“洶湧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きょうよう
66.7%
きょうゆう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きょうよう
(逆引き)
金の覆輪を置いた黒い物々しい雲の
洶湧
(
きょうよう
)
、笑いながら膨れ上る円い灰色の雲、宵々に棚引く銀紅の雲、それ等は皆魂を持っている。彼に由って心を
獲来
(
えきた
)
ったのだ。
チチアンの死
(新字新仮名)
/
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
(著)
広大なる思潮の
洶湧
(
きょうよう
)
は十九世紀に固有のものであり、そしてその
曙
(
あけぼの
)
のうちに、イギリスとドイツとは壮麗な光輝を有する。彼らはその思想するところによって壮大なのである。
レ・ミゼラブル:05 第二部 コゼット
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
洶湧(きょうよう)の例文をもっと
(2作品)
見る
きょうゆう
(逆引き)
驍勇
(
ぎょうゆう
)
無双の秀康卿の子と生れ、徳川の家には嫡々の自分であると思うと、今日の武勲のごときは当然過ぎるほど当然のように思われて、忠直卿は、得々たる感情が心のうちに
洶湧
(
きょうゆう
)
するのを制しかねた。
忠直卿行状記
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
洶湧(きょうゆう)の例文をもっと
(1作品)
見る
洶
漢検1級
部首:⽔
9画
湧
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“洶”で始まる語句
洶々
洶〻
洶
“洶湧”のふりがなが多い著者
フーゴー・フォン・ホーフマンスタール
ヴィクトル・ユゴー
菊池寛