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湧
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わく
ふりがな文庫
“
湧
(
わく
)” の例文
また、かの善光寺地震の際の大崩落地として有名な、同じく更級郡更府村の
湧
(
わく
)
池という部落でありますが、今もなおその地盤が安定しないので困っております。
自力更生より自然力更生へ
(新字新仮名)
/
三沢勝衛
(著)
此翁和哥を
善
(
よく
)
し
且
(
かつ
)
好古
(
かうこ
)
の
癖
(
へき
)
ありて
卓達
(
たくたつ
)
の人なり、
雅談
(
がだん
)
湧
(
わく
)
が如く、おもはず
笻
(
つゑ
)
をとゞめし事四五日なりし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
そこで
彼
(
か
)
の
權官
(
けんくわん
)
は
首尾
(
しゆび
)
よく
天下
(
てんか
)
の
名石
(
めいせき
)
を
奪
(
うば
)
ひ
得
(
え
)
てこれを
案頭
(
あんとう
)
に
置
(
おい
)
て
日々
(
ひゞ
)
眺
(
なが
)
めて居たけれども、
噂
(
うはさ
)
に
聞
(
き
)
きし
靈妙
(
れいめう
)
の
働
(
はたらき
)
は少しも見せず、雲の
湧
(
わく
)
などいふ
不思議
(
ふしぎ
)
を
示
(
しめ
)
さないので、
何時
(
いつ
)
しか石のことは
打忘
(
うちわす
)
れ
石清虚
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
湧
(
わく
)
物
(
もの
)
なれば今なくとも出來る
時節
(
じせつ
)
も
有事
(
あること
)
故
(
ゆゑ
)
若
(
もし
)
其樣な事にて御
心配
(
しんぱい
)
なさるは御無用なり
縱令
(
たとへ
)
御貯
(
おたくは
)
への
路金
(
ろぎん
)
盡
(
つき
)
たりとも御病氣
御全快
(
ごぜんくわい
)
迄は御心
靜
(
しづか
)
に御
逗留
(
とうりう
)
成るべし其間は何に
寄
(
よら
)
ず御入用有ば
仰
(
おほせ
)
られよ又少々の金子なれば
隨分
(
ずゐぶん
)
御
用立
(
ようだて
)
申べし必ず然樣な事に
御遠慮
(
ごゑんりよ
)
あるべからずと
深切
(
しんせつ
)
なる亭主の言葉にお花は
涙
(
なみだ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
此翁和哥を
善
(
よく
)
し
且
(
かつ
)
好古
(
かうこ
)
の
癖
(
へき
)
ありて
卓達
(
たくたつ
)
の人なり、
雅談
(
がだん
)
湧
(
わく
)
が如く、おもはず
笻
(
つゑ
)
をとゞめし事四五日なりし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
▼ もっと見る
翁が
妻
(
つま
)
水のうちよりもゆる火を見せ申さんとて、
混堂
(
ゆや
)
のうしろに
僅
(
わづか
)
の山田ある所にいたり、田の水の中に少し
湧
(
わく
)
ところあるにつけぎの火をかざししに、水中の火
蝋燭
(
らふそく
)
のもゆるが如し。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
翁が
妻
(
つま
)
水のうちよりもゆる火を見せ申さんとて、
混堂
(
ゆや
)
のうしろに
僅
(
わづか
)
の山田ある所にいたり、田の水の中に少し
湧
(
わく
)
ところあるにつけぎの火をかざししに、水中の火
蝋燭
(
らふそく
)
のもゆるが如し。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
吾が国三条の人
崑崙
(
こんろん
)
山人、北越奇談を出板せしが(六巻絵入かな本文化八年板)
一辞半言
(
いちじはんげん
)
も雪の事をしるさず。今
文運
(
ぶんうん
)
盛
(
さかん
)
にして新板
湧
(
わく
)
がごとくなれども日本第一の大雪なる越後の雪を
記
(
しる
)
したる
書
(
しよ
)
なし。
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
吾が国三条の人
崑崙
(
こんろん
)
山人、北越奇談を出板せしが(六巻絵入かな本文化八年板)
一辞半言
(
いちじはんげん
)
も雪の事をしるさず。今
文運
(
ぶんうん
)
盛
(
さかん
)
にして新板
湧
(
わく
)
がごとくなれども日本第一の大雪なる越後の雪を
記
(
しる
)
したる
書
(
しよ
)
なし。
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
湧
常用漢字
中学
部首:⽔
12画
“湧”を含む語句
湧出
湧水
湧上
湧起
湧然
湧返
洶湧
湧立
坌湧
湧井
小湧谷
湧金門
湧井将監
飛瀑湧泉
群湧
立湧
石湧
岩湧山
湧金
常湧
...