ゐで)” の例文
伊香保いかほろのやさかのゐでぬじあらはろまでもさをさてば 〔巻十四・三四一四〕 東歌
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
「やさかのゐで」は八坂という処にあった河水をたたえ止めた堰(いぜき・せき・つつみ)であろう。八坂は今の伊香保温泉の東南に水沢という処がある、其処だろうと云われている。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)