“ゐぜき”の漢字の書き方と例文
語句割合
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霜ふかき野川のゐぜき、今朝もまた氷張りけり。その川の両側もろがはつづき、隙間なく枯木つづけり。あなあはれ立枯並木。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
霜ふかき野川のゐぜき今朝もまた氷張りけり。その川の両側もろがはつづき、隙間なく枯木つづけり。あはれあはれ立枯並木たちがれなみき
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
霜ふかき野川のゐぜき、あはれよと今朝けさ見に来れば、いつとなく水量みかされつつ、隙間なく氷張りけり。
観相の秋 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
霜ふかき野川のゐぜき、あはれよと今朝けさ見に来れば、いつとなく水量みかされつつ、隙間なく氷張りけり。
雀の卵 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
鹹涸川しほひがはゐぜきの下の葦むらに行々子鳴きて鳰はお堀に
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
夏すでに月のゐぜき遠近をちこちに蛙啼きつつ水幅みはば明るむ
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)