“好事癖”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こうずへき75.0%
ディレッタンティスム25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何も好事癖こうずへきからではない。高畑の道筋が偶然こんな感想をもたらしたのではあるけれど、根本を考えてみるに、やはり私の不信心のためであるらしい。
大和古寺風物誌 (新字新仮名) / 亀井勝一郎(著)
なるほど、そんなこともありそうなことだ、好事癖こうずへきの人が、昔の関ヶ原合戦の地の理を実地に調べようとして、模擬戦の人配りをやってみようとは、ありそうなことだ。
大菩薩峠:33 不破の関の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
(63) 好事癖ディレッタンティスムの盛んな今の時代には、この恥知らずの甥を洗って潔白にしたがる試みもなされたが、こんなことも別に驚くには当たらない。