“白河夜船”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しらかわよふね66.7%
しらかはよふね33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、好事こうじおおし、せっかくの白河夜船しらかわよふねを、何者とも知れず、ポカーンとっぺたをはりつけて、かれの夢をおどろかさせた者がある。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここ迄読んで来た吾輩も呆れてしまった。昨夜飲まされたカクテールの睡眠薬に引っかけられて二十時間近くも白河夜船しらかわよふねでいるにチャント新聞記事にされてしまっている。
山羊髯編輯長 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
「いや、汽車きしやなか大丈夫だいぢやうぶ——所謂いはゆる白河夜船しらかはよふねですな。」
銀鼎 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)