“夜船”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
よふね50.0%
よぶね50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見物なしあとより追付んとて平馬へいま願山ぐわんざんたもとを分ちやが泉州せんしうさかひを心指して行けるに日の中は世間をはゞかるにより夜に入りて伏見ふしみより夜船よふね打乘うちのり翌朝よくてう大坂八軒屋けんやへ着茲にて緩々ゆる/\と休み日のくるるを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
柳里恭りうりきようといへば、聞えた遊び好きのね者ですが、この人は京都から大阪へ遊びに来るのに、いつも夜船よぶねに乗つて淀川を下つて来ました。そして帰りにもきつと夜船を選ぶことにきめてゐました。