“白河夜舟”の読み方と例文
読み方割合
しらかわよふね100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
但し一度寝てしまいますと、疲労が甚しいせいか、あくる朝までブッ通しに白河夜舟しらかわよふねで、晩飯も何も喰いませぬ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
ゴソリ、ゴソリと、その不気味な物音は、糸子の睡る天井裏をっていった。何者であろうか。召使いたちも、白河夜舟しらかわよふね最中さいちゅうであると見え、誰一人として起きてこない。
蠅男 (新字新仮名) / 海野十三(著)