“白河内”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しろこうち66.7%
しろごうち33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
暑さに苦しみながら十四、五丁も上ると、北の方に忽然こつぜん雪の山が現われた。白河内しろこうち岳という白峰連山の一部であるそうだが、この時はやはり名を知らない。高く上れば多く見えるわけだ。
白峰の麓 (新字新仮名) / 大下藤次郎(著)
拓いたので、この道は広河内ひろこうちから一里半の上、池の沢というところから初まって、奈良田から四里もあるという、白河内しろこうちの谷まで切ってあると、晃平は語った、唐檜の伐り痕の、比較的新しいのは
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
樺色を帯びた雪の中に、五、六本の黒ずんだ襞が焼刃のにおいかと物凄い、其坂刃の高まった所は、陸測五万の大河原図幅に二八一二米とある地点(白河内しろごうち岳)だ。
望岳都東京 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)