“広河内”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ひろこうち50.0%
ひろごうち50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
地蔵岳の上には白峰しらね山脈の帝王北岳、続いてあいノ岳、農鳥のうとり山と、或は尖った或は穏かな雪の金字塔が高く天半に押し立てられている。広河内ひろこうち、白河内。
奥秩父の山旅日記 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
拓いたので、この道は広河内ひろこうちから一里半の上、池の沢というところから初まって、奈良田から四里もあるという、白河内しろこうちの谷まで切ってあると、晃平は語った、唐檜の伐り痕の、比較的新しいのは
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
これには殿下も腹を抱えてお笑いになった。渡り終ると、広河内ひろごうちの合流点に近い山の鼻に設けられた御休息所で、二十分余りお休みになる。
朝早く農鳥のうとり岳の北の野営地を出発、南へ農鳥岳、広河内ひろごうち岳、白河内岳と縦走を続け、時間が遅くなったので其処そこから驀地まっしぐらに東俣の谷へ下り込みました。
日本アルプスの五仙境 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)