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剜
ふりがな文庫
“剜”の読み方と例文
読み方
割合
えぐ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えぐ
(逆引き)
と悲鳴を上げるのを、ウヽーンと
剜
(
えぐ
)
りました。苦しいから足をばた/\やる拍子に
襖
(
ふすま
)
が外れたので、和尚が眼を覚して
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
と、唇をかんだ金吾は、
剜
(
えぐ
)
るような彼の声に、歩足の自由を奪われたかの如く、まッたく色を失いかけました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「寧ろこの
使用
(
つか
)
い古るした
葡萄
(
ぶどう
)
のような
眼球
(
めのたま
)
を
剜
(
えぐ
)
り出したいのが僕の願です!」と岡本は思わず卓を打った。
牛肉と馬鈴薯
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
剜(えぐ)の例文をもっと
(11作品)
見る
剜
部首:⼑
10画
“剜”を含む語句
剜形
縁剜形
迫持剜形
“剜”のふりがなが多い著者
アンリ・ド・レニエ
窪田空穂
徳冨蘆花
蒲 松齢
木暮理太郎
三遊亭円朝
国木田独歩
幸田露伴
吉川英治
森鴎外