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ぢいさん
ふりがな文庫
“ぢいさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
老爺
25.0%
爺様
16.7%
老人
8.3%
老父
8.3%
爺樣
8.3%
祖樣
8.3%
祖父
8.3%
祖父樣
8.3%
老夫
8.3%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
老爺
(逆引き)
この正直な、働くことの好きな、
獨身者
(
ひとりもの
)
の
老爺
(
ぢいさん
)
は、まるで自分の子か孫のやうに私を思つて呉れました。恐らく太助が私を愛して居たことは、お牧の比では無かつたのでせう。
幼き日:(ある婦人に与ふる手紙)
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
ぢいさん(老爺)の例文をもっと
(3作品)
見る
爺様
(逆引き)
「
爺様
(
ぢいさん
)
! 何うだね」
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
ぢいさん(爺様)の例文をもっと
(2作品)
見る
老人
(逆引き)
主人
(
しゆじん
)
の
内儀
(
かみ
)
さんは一
應
(
おう
)
被害者
(
ひがいしや
)
へ
噺
(
はなし
)
をつけて
見
(
み
)
た。
被害者
(
ひがいしや
)
の
家族
(
かぞく
)
は
律義者
(
りちぎもの
)
で
皆
(
みな
)
激
(
げき
)
し
切
(
き
)
つて
居
(
ゐ
)
る。七十ばかりに
成
(
な
)
る
被害者
(
ひがいしや
)
の
老人
(
ぢいさん
)
が
殊
(
こと
)
に
頑固
(
ぐわんこ
)
に
主張
(
しゆちやう
)
した。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
老人
(
ぢいさん
)
は
憤慨
(
ふんがい
)
に
堪
(
た
)
へぬやうに
固
(
かた
)
めた
拳
(
こぶし
)
を
膝
(
ひざ
)
がしらへ
當
(
あ
)
てゝいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ぢいさん(老人)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
老父
(逆引き)
熱
(
あつ
)
い
茶
(
ちや
)
が
漸
(
やうや
)
く
内儀
(
かみ
)
さんの
前
(
まへ
)
に
汲
(
く
)
まれた。
被害者
(
ひがいしや
)
は
老父
(
ぢいさん
)
と
座敷
(
ざしき
)
の
隅
(
すみ
)
で
先刻
(
さつき
)
からこそ/\と
噺
(
はなし
)
をして
居
(
ゐ
)
る。さうして
更
(
さら
)
に
老母
(
ばあさん
)
を
喚
(
よ
)
んだ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
「わしや、
一剋者
(
いつこくもの
)
だからお
内儀
(
かみ
)
さん
惡
(
わる
)
く
思
(
おも
)
はねえでおくんなせえ」
老父
(
ぢいさん
)
もいつた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
ぢいさん(老父)の例文をもっと
(1作品)
見る
爺樣
(逆引き)
これ
大弓場
(
だいきうば
)
の
爺樣
(
ぢいさん
)
なり。
人
(
ひと
)
に
逢
(
あ
)
へば
顏相
(
がんさう
)
をくづし、
一種
(
いつしゆ
)
特有
(
とくいう
)
の
聲
(
こゑ
)
を
發
(
はつ
)
して、「えひゝゝ。」と
愛想
(
あいさう
)
笑
(
わらひ
)
をなす、
其顏
(
そのかほ
)
を
見
(
み
)
ては
泣出
(
なきだ
)
さぬ
嬰兒
(
こども
)
を——、「あいつあ
不思議
(
ふしぎ
)
だよ。」とお
花主
(
とくい
)
は
可愛
(
かはい
)
がる。
神楽坂七不思議
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
ぢいさん(爺樣)の例文をもっと
(1作品)
見る
祖樣
(逆引き)
「
其樣
(
そん
)
な
嘘
(
うそ
)
を
吐
(
つ
)
くもんぢやない。お
祖樣
(
ぢいさん
)
は能く知ツてゐるぞ。其の螢籠は
何
(
な
)
んだ、」
失敗
(
しま
)
ツた! 自分は螢籠を片手にぶらさげてゐた。
此
(
か
)
うなツてはもう
爲方
(
しかた
)
が無い。
水郷
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
ぢいさん(祖樣)の例文をもっと
(1作品)
見る
祖父
(逆引き)
独
(
ひと
)
りでそれを心配して、孫や孫やと
頻
(
しき
)
りに重右衛門ばかりを力にして、何うか貴様は、
親父
(
おやぢ
)
のやうに意気地なしには為つて呉れるな、
祖父
(
ぢいさん
)
の代の
田地
(
でんち
)
を何うか元のやうに
恢復
(
くわいふく
)
して呉れと
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
ぢいさん(祖父)の例文をもっと
(1作品)
見る
祖父樣
(逆引き)
「いゝえ、お
祖父樣
(
ぢいさん
)
、私は螢を
捕
(
つかま
)
へに行くのでは無いのです。つい
其處
(
そこ
)
まで…… あの、お
隣家
(
となり
)
の太一さんの
許
(
とこ
)
まで行くのです。」
水郷
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
ぢいさん(祖父樣)の例文をもっと
(1作品)
見る
老夫
(逆引き)
船頭の
老夫
(
ぢいさん
)
は艫の方に立上つて、
戕牁
(
かしぐひ
)
に片手をかけて今や舟を出さうとしてゐながら、片手を挙げて、乗らないか乗らないかと云つて人を呼んでゐる。
観画談
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
ぢいさん(老夫)の例文をもっと
(1作品)
見る
検索の候補
じいさん
じい
ぢい
としより
おやぢ
ぢいさま
おやじ
じじい
おじい
おじ