“一剋者”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いっこくもの50.0%
いつこくもの50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれは御承知のとおりの一剋者いっこくもの、わたしが会いになぞ行こうものなら、今ごろ何しに来た? 主君の仇も討たないうちに、何用あって親になぞ会いに来た? と、頭から呶鳴どなりつけますわい。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
「わしや、一剋者いつこくものだからお内儀かみさんわるおもはねえでおくんなせえ」老父ぢいさんもいつた。
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)