“粮”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かて71.4%
かれひ14.3%
ろう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「わが君。私情にとらわれて国を亡し給うな。彼にかてを与え、兵をかすは、虎によくを添えて、わざとこの国を蹂躙じゅうりんせよというようなものです」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そこより入りでまして、悉に荒ぶる蝦夷えみしども一四を言向け、また山河の荒ぶる神どもを平け和して、還り上りいでます時に、足柄あしがらの坂もとに到りまして、御かれひきこす處に、その坂の神
いまわが呉は、孫将軍が、父兄の業をうけて、ここに三代、地は六郡の衆を兼ね、兵は精にし、ろう豊山ほうざんあかがねとなし、海を煮て塩となす。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)