“豊山”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ぶざん66.7%
ほうざん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
豊山ぶざん中学の同級生にボクシングに凝ったのがいて、この男がアメリカのボクシングの雑誌や本をしこたま持っており、それを見せてもらっているうちに
世に出るまで (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
豊山ぶざん長谷寺はせでらを上り下りする数千の男女と同様、彼の姿にも、なんの屈托らしさもない。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いまわが呉は、孫将軍が、父兄の業をうけて、ここに三代、地は六郡の衆を兼ね、兵は精にし、ろう豊山ほうざんあかがねとなし、海を煮て塩となす。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)