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おいらん
ふりがな文庫
“おいらん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
花魁
55.8%
華魁
30.6%
遊女
9.5%
娼妓
2.7%
遊君
0.7%
妓衆
0.7%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
花魁
(逆引き)
麦藁の
花魁
(
おいらん
)
があかい袂を軽くなびかせて、紙細工の蝶の
翅
(
はね
)
がひらひらと白くもつれ合っているのも、のどかな春らしい影を作っていた。
半七捕物帳:08 帯取りの池
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
おいらん(花魁)の例文をもっと
(50作品+)
見る
華魁
(逆引き)
本郷
界隈
(
かいわい
)
の或禅寺の住職で、名は
禅超
(
ぜんてう
)
と云つたさうである。それがやはり
嫖客
(
へうかく
)
となつて、玉屋の
錦木
(
にしきぎ
)
と云ふ
華魁
(
おいらん
)
に
馴染
(
なじ
)
んでゐた。
孤独地獄
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
おいらん(華魁)の例文をもっと
(45作品)
見る
遊女
(逆引き)
不図
(
ふと
)
自分の部屋の障子がスーと
開
(
あ
)
いて、廊下から
遊女
(
おいらん
)
が一人入って来た、見ると自分の
敵娼
(
あいかた
)
でもなく、またこの
楼
(
うち
)
の者でも、ついぞ見た事のない女なのだ。
一つ枕
(新字新仮名)
/
柳川春葉
(著)
おいらん(遊女)の例文をもっと
(14作品)
見る
▼ すべて表示
娼妓
(逆引き)
抱えの
芸妓衆
(
げいしゃしゅう
)
や、
娼妓
(
おいらん
)
が、何十人いるうちの、踊舞台だって、あんな大きなのがある、庄内屋さんの
家督
(
あととり
)
娘に
貰
(
もら
)
われてて、よくよく芸が好きなればこそ、家を飛出してあたしんとこなんぞの
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
おいらん(娼妓)の例文をもっと
(4作品)
見る
遊君
(逆引き)
「それは、お照しなり、
行燈
(
あんどん
)
なり、いかようともいたしますんで、とにかく、……夜も更けております事、
遊君
(
おいらん
)
の処を、お早く、どうぞ。」
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
何も秘します事はございません、ですが御覧の通り、当場所も
疾
(
とう
)
の以前から、かように電燈になりました。……ひきつけの
遊君
(
おいらん
)
にお見違えはございません。
菎蒻本
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おいらん(遊君)の例文をもっと
(1作品)
見る
妓衆
(逆引き)
「
紺屋
(
こうや
)
じゃあねえから
明後日
(
あさって
)
とは
謂
(
い
)
わせねえよ。
楼
(
うち
)
の
妓衆
(
おいらん
)
たちから三
挺
(
ちょう
)
ばかり来てる
筈
(
はず
)
だ、もう
疾
(
とっ
)
くに出来てるだろう、大急ぎだ。」
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
おいらん(妓衆)の例文をもっと
(1作品)
見る
“おいらん”の意味
《名詞》
遊郭(江戸吉原)で姉女郎。
高位の遊女。太夫。
一般に遊女や女郎。
(出典:Wiktionary)
検索の候補
あそびめ
じょろう
つとめ
こどもし
こどもしゅう
おひらん
こども
しやうぎ
しょうぎ
じょうろ