“あそびめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
遊女81.8%
娼妓9.1%
娼婦9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うかれのやうに化粧した薔薇ばらの花、遊女あそびめの心をつた薔薇ばらの花、綺麗きれいに顏をつた薔薇ばらの花、なさけ深さうな容子ようすをしておみせ、僞善ぎぜんの花よ、無言むごんの花よ。
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
娼妓あそびめ爾等なんぢらよりさきかみくにるべし。
暗黒公使 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それから彼の下高井の大尽の心地こゝろもちを身に引比べ、しまひには娼婦あそびめとして秘密に売買されるといふ多くの美しい穢多の娘の運命なぞを思ひやつた。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)