“屍鬼”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しき50.0%
しにん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
印度(インド)、日本等に於て屍神(ししん)、屍鬼(しき)、もしくは火車(かしゃ)等と称する妖異譚(ものがたり)の内容を検する時は、この種の夢遊行為……すなわち屍体飜弄が誤伝せられたるものなる事を、自然科学
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
それからその死骸を丸裸体(はだか)にして肢体を整え、香華(こうげ)を撒(さん)じ神符(しんぷ)を焼き、屍鬼(しき)を祓(はら)い去った呉青秀は、やがて紙を展(の)べ、丹青(たんせい)を按配しつつ、畢生(ひっせい)の心血を注いで極彩色の写生を始めた
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
その中(うち)に両手の穢(よご)れを払いながら立上った二人の顔は、もう人間の表情(かおつき)ではなかった。墓の下からこの世を呪いに出て来た屍鬼(しにん)の形相であった。
名娼満月 (新字新仮名) / 夢野久作(著)