“しにん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
死人94.4%
屍人2.8%
屍鬼2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、死人しにんは耳がきこえません。うんともすんともいわず、ぼろ着物はもえほうだいです。若者わかものはぷんぷんはらをたてて、いいました。
一体人間の皮膚と言う奴は、勿論生きている人間の、しかも薄い上皮ではなくあの屍人しにんのそれの様に一枚下の厚い奴の事だよ。
カンカン虫殺人事件 (新字新仮名) / 大阪圭吉(著)
そのうちに両手のよごれを払いながら立上った二人の顔は、もう人間の表情かおつきではなかった。墓の下からこの世を呪いに出て来た屍鬼しにんの形相であった。
名娼満月 (新字新仮名) / 夢野久作(著)