“しびと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
死人94.7%
屍體2.6%
死者2.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし疫病えやみは日一日と益〻猛威をたくましゅうし、たおれる人間の数を知らず、それこそ本統ほんとう死人しびとの丘が町の真ん中に出来そうであった。
蔦葛木曽棧 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
いくら綺麗な娘だツて、屍體しびとが何んになるんだ……馬鹿々々しい!
解剖室 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
俊雄は心底しんそこ歎服たんぷくし満腹し小春お夏を両手の花と絵入新聞の標題みだしを極め込んだれど実もってかの古大通こだいつうの説くがごとくんば女は端からころりころり日の下開山の栄号をかたじけのうせんこと死者しびとの首を
かくれんぼ (新字新仮名) / 斎藤緑雨(著)