“ししや”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:シシヤ
語句割合
使者52.2%
死者26.1%
獅子屋4.3%
侈奢4.3%
猪矢4.3%
輜車4.3%
鹿矢4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
使者ししやの間へひかへさせられたり間もなく綱條卿には御廣おんひろ書院へ入らせられ越前守に御目見おんめみえ仰付らる此時越前守すこしくかしら
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
日本につぽんける大地震だいぢしん統計とうけいによれば、あまおほきくない町村ちようそんおいて、潰家かいか十一軒毎じゆういつけんごと一名いちめい死者ししやしようずる割合わりあひである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
小石川白山はくさんのあたりに家がある。小山弥作やさく氏、直槙ちょくしんは、筆者と同郷の出で、知人はかれ獅子屋ししやさんと渾名あだなした。誉過ほめすぎたのでもありません、軽く扱ったのでもありません。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
この獅子屋ししやさん、名も直槙が、くなくなになったから、余程よっぽどおかしい。
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
其方儀そのはうぎ感應院かんおうゐん師恩しおんわきまへず西國修行に罷り出度由申立あざむきて諸國を遍歴へんれき徒黨とたうを集め百姓町人より金銀を掠取かすめと衣食住いしよくぢう侈奢ししやをなしたるだんかみを恐ざる致方いたしかた重々ぢう/\不屆至極に付獄門申付る
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
「また土蜘蛛どぐもめが、この世をわが物顔に踊っているわい。一つおどしてやろうか」商売物の太い猪矢ししやをとって、ひょっと四、五本お見舞申したのであった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
((孫子))(三二)輜車ししやうちり、して計謀けいぼうす。田忌でんきへいいててうかんとほつす。孫子そんしいは
そうして、森からは弓材になるまゆみつきあずさが切り出され、鹿矢ししやの骨片の矢の根は征矢そや雁股かりまたになった矢鏃やじりととり変えられた。
日輪 (新字新仮名) / 横光利一(著)