“徒黨”のいろいろな読み方と例文
新字:徒党
読み方割合
とたう66.7%
ともがら33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆすりかけ候ゆゑよんどころなく大勢を打散して逃參にげまゐりし所に早くも惡漢わるもの共大勢徒黨とたうして此の如く危き目に出遭であひなり夫と申も實は親類より金子五十兩を預り居候故此金を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
たう開元年中かいげんねんちうせいあひだ劫賊こふぞくあり。近頃ちかごろ不景氣ふけいきだ、と徒黨とたう十餘輩じふよはいかたらうて盛唐縣せいたうけん塚原つかはらいたり、數十すうじふつかあばきて金銀寶玉きんぎんはうぎよく掠取かすめとる。つかなかに、ときひと白茅冢はくばうちようぶものあり。
唐模様 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
かれ我に、長き爭ひの後彼等は血を見ん、ひな徒黨ともがらいたく怨みて敵を逐ふべし 六四—六六
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)