“みごと”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ミゴト
語句割合
美事58.4%
見事41.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
養鶏談の長かりけるうちに眼前の料理場にてはレデーケーキも美事みごとに出来上り、一人の料理人はとり俎板まないたに載せてその肉をき始めたり。
食道楽:冬の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
首を長くして待っていると、わしの計画は美事みごと図に当って、間もなくその新聞の社会面に、麗々しく、大体こんな風な記事が掲載された。
白髪鬼 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
つづいて同じようにおどりかかっていったホールも、ものの見事みごとげとばされ、こしほねをしたたかうって起きあがれなくなった。
で、わたくしおもってそのもんをくぐってきましたが、門内もんない見事みごと石畳いしだたみの舗道ほどうになってり、あたりにちりひとちてりませぬ。