“禿翡翠”の読み方と例文
読み方割合
はげかわせみ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
正覚坊の排泄物。かびの中で一番下劣な奴。下痢をした猿。羽の抜けた禿翡翠はげかわせみ。他処からモゴルに来たあの女ときたら、淫乱な牝豚だ。母を知らない家無し女だ。歯に毒をもったヤウス魚。
南島譚:02 夫婦 (新字新仮名) / 中島敦(著)