“禿木”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とくぼく60.0%
はげき20.0%
をだまき20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そのへやは上田敏氏や、平田禿木とくぼく氏や、与謝野晶子女史やが泊りつけのもので、私にはとりわけ昵懇なじみが深かつた。
深林の中に踏みらした小径がある、晃平は「こりゃ鹿の路だあ」と言って、目もくれずに先へ立って登る、禿木はげきの枯れ切った残骸が、蒼玄あおぐろい針葉樹林の間に、ほの白く見える
白峰山脈縦断記 (新字新仮名) / 小島烏水(著)
やまの井の井手の禿木をだまき
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)