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禿上
ふりがな文庫
“禿上”の読み方と例文
読み方
割合
はげあが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はげあが
(逆引き)
笠井の
禿上
(
はげあが
)
った額からは汗の玉がたらたらと流れ出た。それが仁右衛門には尊くさえ見えた。
小半時
(
こはんとき
)
赤坊の腹を撫で廻わすと、笠井はまた古鞄の中から紙包を出して押いただいた。
カインの末裔
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
爾来
(
じらい
)
、七八年の
日月
(
じつげつ
)
は河のやうに流れ去つた。僕はもう
何時
(
いつ
)
の
間
(
ま
)
にか
額
(
ひたひ
)
の
禿上
(
はげあが
)
るのを嘆じてゐる。久米も、今ではあの時のやうに駆け出す勇気などはないに違ひない。(大正十四年)
微笑
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
とその
従兄
(
いとこ
)
の民謡詩人がツルリと
禿上
(
はげあが
)
ったその
前額
(
ぜんがく
)
を指で弾く。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
禿上(はげあが)の例文をもっと
(4作品)
見る
禿
漢検準1級
部首:⽲
7画
上
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
“禿”で始まる語句
禿
禿頭
禿山
禿鷹
禿筆
禿顱
禿茶瓶
禿安
禿鷲
禿木
“禿上”のふりがなが多い著者
有島武郎
北原白秋
江戸川乱歩
芥川竜之介