“をだまき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
苧環75.0%
耬斗菜12.5%
禿木12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その歩々ほほおとせし血は苧環をだまきの糸を曳きたるやうに長くつらなりて、畳より縁に、縁より庭に、庭より外に何処いづこまで、彼は重傷いたでを負ひて行くならん。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)
あまたゝび冬には逢へど枯れざりし庭の耬斗菜をだまきかれなくてあれな
長塚節歌集:3 下 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
俛首れてわびしき花の耬斗菜をだまきは萎みてあせぬ矢車の花
長塚節歌集:3 下 (旧字旧仮名) / 長塚節(著)
やまの井の井手の禿木をだまき
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)