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やりて
ふりがな文庫
“やりて”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
ヤリテ
語句
割合
遣手
76.7%
婆
3.3%
手腕家
3.3%
敏腕家
3.3%
演者
3.3%
遣人
3.3%
鴇手
3.3%
鴇母
3.3%
▼ 他 5 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遣手
(逆引き)
その住職なるものは何者か知らないが、なかなかの
遣手
(
やりて
)
と見える、ひとつあたってみようかな、というこころざしを起しました。
大菩薩峠:23 他生の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
やりて(遣手)の例文をもっと
(23作品)
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婆
(逆引き)
婆
(
やりて
)
をひとりつけまして送り届けましたところ、ほんの近くまでちょいと用達しにいったそのすきに、もう姿が見えなくなったのでござります
旗本退屈男:10 第十話 幽霊を買った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
やりて(婆)の例文をもっと
(1作品)
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手腕家
(逆引き)
その奥まった座敷に、穏当らしく会席膳を並べて控えてござるのは、まず主座に名代の
手腕家
(
やりて
)
の志摩徳兵衛、続いてその子分の、東京貴石倶楽部の松沢一平、夕陽新聞社長幸田節三。
魔都
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
やりて(手腕家)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
敏腕家
(逆引き)
しかもそういう連中までが、今では、どうのこうのと徳操を論じあっている始末である。我等の主人公は『
敏腕家
(
やりて
)
』の『取込み家』とでもいっておけば、まあ穏やかであろう。
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
やりて(敏腕家)の例文をもっと
(1作品)
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演者
(逆引き)
よく出来た場合は
聴衆
(
きゝて
)
よりも
演者
(
やりて
)
の方がずつと気持のいゝもので、基督のやうな真面目な男でさへ、名高い山の上のお説教を済ました
後
(
のち
)
は、すつかり
好
(
い
)
い気持になつて
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
やりて(演者)の例文をもっと
(1作品)
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遣人
(逆引き)
向うで取裁くといってもつまり
賄賂
(
わいろ
)
の多少によって事を決するようになって居たそうですが、現今の法王はなかなか
遣人
(
やりて
)
で、そういう事をやって来たことが知れるとじきにその者の財産を没収し
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
やりて(遣人)の例文をもっと
(1作品)
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鴇手
(逆引き)
左なる二人の女は同楼の
鴇手
(
やりて
)
と番頭新造にして、
何
(
いづ
)
れも初花の罪を
庇
(
かば
)
ひし
科
(
とが
)
によりて初花と同罪せられしものなりと云ふ。
白くれない
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
やりて(鴇手)の例文をもっと
(1作品)
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鴇母
(逆引き)
ちびりと飲んだあげく、もう
鴇母
(
やりて
)
も
壮佼
(
わかいしゅ
)
も座敷のしまつをせずに、そのまま打っちゃらかしておいてさっさと引きさがって往くのを見すますと、しめたと床へ入り、直ぐ寝たふりをして見せると
幽霊の自筆
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
やりて(鴇母)の例文をもっと
(1作品)
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