“提婆達多”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だいばだった60.0%
たいばだつた20.0%
だいばだつた20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「誰だ、そんな悪魔の口真似くちまねをする奴は」振向いてみると、この山の学僧のあいだで提婆達多だいばだった綽名あだなをして呼んでいる乱暴者であった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(一に隱し念佛は釋迦しやかに反いた提婆達多たいばだつたを祖とするといふ説もあります。記して以つて參考にして置きます)
釋迦がおのが來しかたを説いて提婆達多だいばだつたのゝしりしは、罵ることの極めて深きものなりと。逍遙子が言も亦罵り得て好からずや。
柵草紙の山房論文 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)