“だいばだった”の漢字の書き方と例文
語句割合
提婆達多100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「誰だ、そんな悪魔の口真似くちまねをする奴は」振向いてみると、この山の学僧のあいだで提婆達多だいばだった綽名あだなをして呼んでいる乱暴者であった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
法華経提婆品だいばぼんには、釈尊が自分の生涯の深刻な敵であった提婆達多だいばだったに、自分に敵であった縁によって将来自分同様な人格完成の見込みのあることを証明されております。
仏教人生読本 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)
恩知らずの樵夫は提婆達多だいばだったの前身だとあるが大虫は誰の前身とも説いていない。